2月7日は北方領土の日というのは知ってはいたんですが、見た事がありませんでした。昨年末に釧路まで道東自動車道が繋がったので、4月を前にして道路事情も悪くないだろうと根室の納沙布岬へ行ってきました。2月7日は1855年(安政元年)日露通好条約を結んで、その時に確認された国境(択捉島とウルップ島の間)(樺太と大陸の間)が歴史的事実としてあります。政府はその後樺太と千島列島の交換(樺太千島交換条約)南樺太併合(日露戦争、ポーツマス条約)南樺太と千島列島の権利放棄1951年(サンフランシスコ平和条約)を経て現在に至っていますが北方四島の権利放棄はないという立場です。北方四島は昭和22年に完全占拠されて以来日本の主権が侵されています、北方館、北方領土資料館には当時の島の暮らしぶりやその後のビザなし交流、元島民の想いが展示されています。何よりも僅か3,5キロ先には貝殻島灯台が肉眼で見えるので状況の好転は急務だと思います。それでも島には78年間ロシア人の生活の積み重ねがあるので、経済的な交流を進められるといいなぁ~って思います。この様な島は韓国と争っている竹島も有りますが状況はよくないようです。高速道路の開通は地元の宿泊業への影響や地方のお金が都市部に流出して過疎化が進む側面が有るので政策は注意が必要と思います。
北方四島

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